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作品タイトル「ibero」の語源ギリシア神話における黒豹(クロヒョウ)即ちブラックパンサーは、抑制からの解放や限界の超越を象徴する。 ラテン語で「解放する、自由にする」、イタリア語では「自由」を意味する「Libero(リベロ)」からイニシャルの「L」を取り去った「ibero(イベロ)」は、転じて「不自由」を意味する造語となっている。 作品モチーフであるクロヒョウの何色にも染めることのできない黒という色は、個の生まれ持った自由を象徴すると同時に、その個をあらゆる柵(しがらみ)で拘束し従わせようとするこの世の支配者層に対する反骨の色でもある。 iberoの持つ精神性について、18金で作られた眼球の右目には瞳孔が表現されているが、左目には瞳孔がない。 |
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ibero (イベロ) |
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